おはようございます。西條祐樹です。
数回にわたって弊社のRenewal Projectの概要を紹介してきましたが、今日はその背景的な部分に触れたいと思います。

Renewalは、日本語で“刷新”を意味します。この他にも変わることを意味する言葉はたくさんあります。

変化(change)状況や性質などが変わること全般を表す。(良し悪しは含まれない)
転換(Conversion)方針・考え方・仕組みなどの方向性を変える、意図的な変化。
改革(Reform)古い制度や仕組みを改める。中規模から大規模な意図的変化。
刷新(Renewal)古いものを一新する。
変革(Transformation)根本的・構造的に変える。社会や組織の仕組みを大きく動かす。
革新(Innovation)古い考えを打ち破り、新しい仕組み・技術を生み出す。
革命(Revolution)社会や体制を覆すほどの激しい変化。もっとも強い表現で劇的。

ChatGPTで調べた範囲ですが、これだけの言葉があります。
並び順は変化の度合いで、革命がもっとも強い表現のようです。

私は、社会が大きく変化していることを実感しています。

例えばハラスメント。そもそも許されていたわけではないと思いますが、昭和の時代であれば許容されていたことが、ともすると犯罪行為になる場合もあります。

教育も大きく変わりました。
知識量重視の詰込み型、画一的で一方通行の授業から、詰込み型の反省を踏まえたゆとり教育を経て、思考力・探求力・自立心を育む教育に変化しています。

小学校ではタブレットを使い、自分の興味・関心のある事柄を調べ、それをプレゼン資料にまとめてグループで発表する。発表を聞いた他のグループは、感想を述べ質問し、発表者は質問に答える。こんな授業が行われています。

私は、この教育の変化を“社会が必要とする人材の在り方が変化している”と受け止めています。

では、会社やそこで働いている社員はどうでしょうか?
社会から必要とされる会社や人材に変化しているでしょうか?
弊社の中には、少なくとも知識量重視の教育を受けた世代、ゆとり教育世代、思考力・探求力・自立心を育む教育を受けた世代が混在しています。

ダーウィンは、”種の起源”の中で、「自然選択によって、生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じる」と主張しました。

現状に留まるリスクを選択するか。それとも、変化による新しいリスクを選択するか。

答えは人それぞれで良いと思いますが、意図的に選択できるのが人間で、環境に適応するように意図的に変化できるのも人間です。(もちろん、意図的に変化しない選択もできます。)

弊社の場合は、様々な取り組みを行っているものの、まだまだ道半ばです。

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