私たちの仕事

Our work

 私たちは、国や地方公共団体から業務委託を受け、社会資本の建設や維持管理などに関わる業務を行っています。社会資本は大きく土木関係と建築関係に区分されますが、私たちは土木関係に関わる仕事をしています。実際に現場で工事をする建設業界とは違い、工事をする前に現場の地形を測量して図面を作ったり、どのような目的物を建設するのかを設計し、建設に関わるコンサルティングを行います。この他にも地盤を調べる地質調査や、GISの技術を使って地方公共団体が管理する様々な情報の管理支援を行っています。

私たちの強み

Our strength

 私たちは、測量・建設コンサルタント・GISの3つの技術を掛け合わせ、社会資本の建設から建設後の管理まで質の高い総合的な技術サービスを提供しています。会社の設立以来、石巻地域を中心に営業しておりますので、地形や土地の問題点などを熟知しており、社会資本の困り事の解消に最適な提案が可能です。これまでに蓄積されたノウハウと、三次元やGISなどの技術を掛け合わせ、地域社会資本のホームドクターとしてさらなる発展に努力します。

社会資本って何?

What is social capital?

社会資本とは

 社会資本は、国民の生活を守り、国民の生活を豊かにし、社会の存続や発展のために必要な施設の事を言います。

水を使う

 蛇口を開くと水が出ますが、これは水道のおかげです。水道の水は道路の下などに埋設された水道管を使って浄水場から送られています。浄水場は、川やダムなどから取り入れた水をきれいにして、私たちが安心して安全に利用できる水を作り、きれいにした水を送る施設です。使い終わった水は、道路の下などに埋設された下水道管を通って下水処理場に流れ着きます。下水処理場では、汚れた水をきれいにして川や海へ放流します。海にたどり着いた水は蒸発し雲となり、雨となって野山に降り注ぎ、また川の水となります。これが水の循環です。

 水を使う場面だけでも、水道や浄水場、川、ダム、下水道、下水処理場などの社会資本が関係しています。

買い物をする

 お店に並んでいる商品は、トラックなどにより輸送されますが、そのトラックは道路を使います。道路は繋がっていないと十分な効果を発揮できません。例えば、川を渡るためには橋が必要ですし、山を越えるよりはトンネルがあると便利です。海外などから輸入品を運ぶためには、空港や港も必要です。

 買い物一つとっても、道路、橋、トンネル、空港、港など様々な社会資本が関係しています。

ここでご紹介しただけでも、たくさんの社会資本が私たちの生活を支えていることがお分かりいただけると思います。紹介したダムも社会資本ですが、ダムには水害を防ぐために洪水の調節を行う機能(Flood control)、正常な流水機能の維持(Normal function of the River water)、農業(Agriculture)・上水道(Water supply)・工業用水道(Industrial water)のための貯水、発電(Power generation)と色々な目的があります(全てのダムに全ての機能があるわけではありません。)。社会資本はとても奥が深い私たちの共有財産なのです。社会資本は、みんなのための施設ですので公共のために税金を使って建設されます。社会資本整備は公共事業です。

建設関連業って?

What is the construction-related industry?

 測量や地質調査、建設コンサルタント業務を行う会社は、建設関連業と呼ばれます。建設関連業は、国や地方公共団体のパートナーとなって社会資本の建設や維持管理に関係する仕事を一緒にしています。

社会資本が建設され維持管理されるまでには様々な過程がありますが、この過程を使って建設関連業の関わりを簡単に紹介します。

調査

今どうなっているのか、何か困っていることはあるのか、困っている原因は何なのか建設コンサルタントが調べます。

STEP
1

計画

調査の結果を基に、どこにどんな施設を作るのが効果的なのか、大よそどれくらいの費用が必要なのかを検討し、最適案を計画します。ここでも建設コンサルタントが活躍します。

STEP
2

設計

計画する施設が概定したら住民説明を行い、地形を測る測量や、地盤の硬さを調べる地質調査をします。それらの結果を使って設計しますが、設計は建設コンサルタントの仕事です。
建物の移転が必要な場合などは適切な補償をするために補償コンサルタントが調査します。

STEP
3

施工

現場の工事は建設業界の仕事です。建設関連業は、工事に付帯する測量や地質調査、設計などをサポートします。

STEP
4

維持管理

工事が終わるとその施設を使い始めることができます。そして、使い始めは維持管理の始まりです。
例えば道路管理を例にすると、街路樹の剪定や凹凸が目立つようになった路面の修繕工事などが維持管理に該当します。
施設は年月や使用頻度とともに老朽化しますので点検が必要です。この点検は建設コンサルタントの仕事です。
施設を使い続ける限り、維持管理は続きます。

STEP
5

このように建設関連業は、社会資本の建設から維持管理まで様々なフィールドで活躍しています。これらの全体をコントロールしているのが国や地方公共団体です。社会資本の建設が決まると、国や地方公共団体、建設業、建設関連業は力を合わせて仕事をします。

社会資本整備に携わる

Engaged in social capital development

みんなのためにたくさんの人と力を合わせる仕事です。

 国や地方公共団体、建設業、建設関連業は、みんなの当たり前を守る仕事をしています。

社会資本整備に携わる私たち建設関連業の仕事を紹介しているyoutube動画はこちら

災害発生時の役割

Role in the event of a disaster

 弊社が加盟している業界団体では、国や地方公共団体と自然災害発生時に被害状況などを調査する協定を結んでいます。

 建設関連業は自然災害発生時、迅速に被害状況調査に駆けつけ、早期復旧に向けて施設管理者を支援する役割を担っています。

 大きな地震や豪雨によって道路が使えなくなったら困りますよね。この状態を少しでも早く解消するのが私たちの役割です。

 地震や豪雨などの異常な天然現象により社会資本が被害を受けた場合、法律に基づいて災害復旧事業が行われます。災害復旧事業には所定の手続きが必要ですが、私たちはこの手続きの一部である被害状況の調査報告、申請図書の作成(測量や復旧設計など)を支援しています。

 2011年の東日本大震災、2019年の東日本台風では、ここ石巻市も大きな被害を受けましたが、私たちの業界はみんなの当たり前を守るために災害復旧・復興業務に従事しています。

測量の仕事

Work of Surveying

 測量(surveying)は、地球表面上の地点の関係位置を決めるための技術です。測量は、この技術を使って計測し図面を作り、土地に関する諸問題を明らかにして解決に導く仕事です。

測量業務の基本的な流れ

STEP1 現場で地点を計測します。

STEP2 計測した点と点を結んで線にします。

STEP3 面になると図面の完成です。

 測量の技術を用いて現場で計測し、様々な図面や三次元データなどを作ります。

 計測結果を使って成果物としての図面を作成します。

建設コンサルタントの仕事

Work of construction consultant

 建設コンサルタントの仕事は、対象となる社会資本の設計と、建設に関わるコンサルティングを行い顧客を支援することです。設計(design)は、目的を具体的に表し、見えるようにすること。コンサルティングは、相談に乗って解決策を提案したり、解決の手助けをすることです。

建設コンサルタント業務の基本的な流れ

STEP1 ニーズを把握します。

STEP2 現場条件の他、諸条件を確認します。

STEP3 困り事を解消する提案をします。

 計画がまとまったら、設計図面を作成し工事に必要な資材などの必要数量を計算します。設計の経緯や計画の条件、計画の留意点などを報告書としてまとめて納品します。

 私たちが作成した図面を基にして工事が行われ、工事が完成すると地図に残ります(google mapにも載ります。)。特に規模の大きな業務は、とてもスケールの大きな仕事です。建設コンサルタントの仕事は、社会資本の整備や維持管理に関する国や地方公共団体の困りごとなどの相談に乗り、解決策を提案したり、目的物を具体化して工事に繋げることです。知識や経験だけではなく高い倫理観が求められ、合意形成能力を兼ね備えなければなりません。

地理空間情報サービスの仕事

Work of geodata information service

 地方公共団体には各種法律に基づき法定図書と呼ばれる施設管理台帳を整備する義務がありますが、この各種台帳を管理するシステムにGIS(地理情報システム)が用いられています。私たちは、GISを用いて、行政情報の整備や管理を支援しています。

 GISは、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持った空間データを総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術のことを言います。平成7年1月の阪神・淡路大震災の反省等をきっかけに、本格的な取り組みが始まりました。GISを簡単に言うと、基盤となる地図に様々な空間情報を重ね、分析や解析を行うシステムです。

 GISを使うと様々なことが見えてきたり、簡単にわかったりします。その分基礎データの精度や、データベース構築の際の基本的な仕様の決定がとても重要です。お客様のやりたい事・知りたい事になどのニーズに合わせて柔軟に仕様を決定し、管理業務の効率化・省力化を支援します。

GISでできること

その1 属性情報に応じた着色表示

地目毎に着色した例

その2 ネットワーク解析

例えば、工事で水道の一部を止めた場合の影響範囲は?

その3 意思決定の支援(その1)

バラバラに存在するデータを位置を基準に重ね合わせると
様々なことが見えてくる

統計データなどの空間データを位置を基準に重ね合わせ、情報の関連性を可視化することで、防災対策などの意思決定を支援することができます。

その4 意思決定の支援(その2)

特徴を持った統計的なデータを重ね合わせると
知りたい情報が可視化される

任意の情報を重ね合わせ、最適な候補地を選定する支援ができます。