平成30年7月23日、首都東京大学都市環境科学研究科から振動測定地盤調査に関する協力要請があり、調査に協力いたしました。

 この調査は、宮城県石巻市桃生町を南北に通る県道21号沿い21地点を調査するもので、弊社はそのうちの1地点に選定されました。これは、微動計を用いて地下構造を調査するもので、既存ボーリングデータとの対比により地下構造を分析するようです。

 当日は、指導の先生と大学院生、大学生の3名が弊社を訪れ調査を行われました。

 指導の先生は、東日本大震災発災当時石巻に調査にこられていたようで、地震の被害が大きかった桃生町の地盤と地震の関係を調査することにしたようです。

 A4程度の小さい調査機器で、30~40mの深さまで地下構造を調査することができるとのことでした。短い時間でしたが、調査機器の説明や解析方法等、日頃あまり聞くことのできない事を聞くことができ、大変参考になりました。

 今後も今回のような依頼には、可能な限り協力したいと思います。